膝を矯正してもガニ股・O脚が改善しない理由
こんにちは望月と申します。
当院のひざ下O脚・ガニ股矯正は背骨の歪みを取り除いてから股関節と足裏にしっかり荷重がかかる歩行に調整して
本質的に脚の問題を解消する整体です。
背骨と骨盤は重心を安定させる役割があり、ここの関節がズレていると、いくら足のつき方や姿勢を意識してもバランスの悪い「歪み歩行」になり正しく歩こうとすれば、するほど不自然な姿勢になります。
とくにO脚のかたは、背中を丸くしてバランスを取る傾向があるので骨盤の角度、股関節のはまりが浅く傾く傾向があり
歩行中は足首が傾きます。
地面を蹴り出すときの足のつき方は小指の爪が外側に傾く『寝小指』になり
- 足首の歪みやねじれ
- 膝の歪みやねじれ
- 股関節の歪みやねじれ
- 骨盤の傾きやねじれ
- 背骨の歪みやねじれ
- 肩の歪みやねじれ
といった歪みの連鎖が起きてO脚に繋がります。
1.O脚を本質的に改善する取り組み
O脚は歪みの連鎖の結果です。
なので、一般的にO脚改善に良いとされている
- インソールをつくる
- 骨盤だけの矯正
- 膝をO脚矯正ベルトで縛る
- 膝を閉じて歩く
- 脚の内側の筋トレをする
といった、膝周りの筋肉だけを強化するような運動や施術を受けてきた方が、O脚を改善できずにウチに駆け込んできます。
O脚を改善する手順
当院のO脚改善は、腰骨と股関節を整えることからスタートします。
- 腰骨と股関節を調整して骨盤を真っ直ぐに
- 膝を真っ直ぐに
- 足首をまっすぐに
- 腰~背骨をまっすぐに
して問題を根こそぎ解消する取り組みです。
(※患者さんのカラダの歪みかたによって順番が変わることがあります。)
2.橋本様「腰椎ヘルニア」「坐骨神経痛を」併発したひざ下O脚の改善事例
ここで当院にO脚の矯正をご希望でお越しになった橋本様をモデルにひざ下O脚の改善事例をお伝えします。
姿勢をチェックさせていただくと、
O脚も去ることながら他にもお悩み箇所があるのではないか?と推測させられるような
・猫背姿勢
・骨盤が後ろに倒れている姿勢
・ストレートネック姿勢
をとられていました。
さらに、左右のカラダの捻れを比較すると明らかに右の肩が内側に巻いていました。
利き手を酷使するパソコン操作や、書き物をする量が多い方がなりやすい姿勢です。
(右側のほうが、背中の湾曲、肩の内巻きが強くなってます)
歩きかたは姿勢の影響を受けたガニ股歩行
座り姿勢を評価すると立ってる時より、骨盤が後ろに倒れて
猫背が強くなっていらっしゃいました。
私はこの座りかたを見て「O脚も気になるとおもいますが、それ以上に腰や背中を悪くしてないか心配です。座ってて痛くなりませんか?」とお尋ねしました。すると、
「デスクワーク、車の運転で長時間座ってると腰が痛くなって立ち上がるとき背中が伸びなくてシンドいんです。」
と教えてくださり
内臓も圧迫される姿勢なので、胃も度々苦しくなり食後は胃がモヤモヤすることが多いとのことでした。
骨盤が後ろに傾く事と腰痛の関係
ここでちょっと余談ですが
「長時間座ってると腰が痛くなって立ち上がるのがシンドい」
この原因は「どこに重心を乗せて座っているか」にポイントがあります。
橋本様は建築関係の会社で営業事務をされていて、パソコンに向かう時間が長く、現場への移動で車を運転する時間も長い。
そうすると、日常生活中の環境が「左」の骨盤が後ろに倒れた姿勢にならざるえなくなり、尾骶骨付近で重心を支えるため骨盤が後ろにたおれ
自然と猫背を強める姿勢で過ごされていました。
橋本様の腰には図解「右」の骨盤が立った姿勢の4倍の負担がかかっていたのです。
今までO脚矯正を受けてきた整体院や整骨院では姿勢を指摘されたことはあるものの「背筋を伸ばしてください」といわれて膝周りを矯正されてきたそうです。
しかし、はっきり申し上げて「その姿勢が続くわけがない!背筋を伸ばす姿勢を保持するのはムリ」なんです。
頑張って意識できても1.2分くらい。
当院では患者様のカラダや生活環境に合わせてたケアをお伝えしているので「継続しやすい!」「気合をいれなくてもいいから気がついたらやってます 笑」といったお声を頂いております。姿勢を修正する取り組みは必要ですが、常に意識しておかないといけない取り組みは心身共に疲弊してしまいます。なので生活リズムを崩さないような姿勢改善の取り組み方法をお伝えしてるんですね。
橋本様のO脚・猫背~腰痛改善
話を戻します。
橋本様が気にされていた、右の足首はかなり外側に傾いてひざ下O脚になっていました。
- 外側に捻れた膝
- 外に飛び出した腓骨
- 扁平足
ひざから下が外にふくらんで、つま先が外を向き
腓骨頭が飛び出している
といった特徴がありました
この歪みの影響で
歩行中、地面をけりだすとき重心が小指側(外)に傾きます。
重心が膝の外側にかたむき、スネの外側に荷重がかかるため、ももの骨とスネの骨がズレて外側に飛び出してしまうのです。
矯正の結果
橋本様のひざ下O脚の改善した状態です。
歩きかた、姿勢、座りかた。日常生活で橋本様のカラダの歪みを強めてしまう場面をカウンセリングでしっかりお伺いして、そこに合わせた運動、姿勢保持の仕方をお伝えしてから4ヶ月。
骨が飛び出していたところも突出がかなりなくなりました。
しかし、これだけでは本質的な改善とは言えません。
3.私が考えるO脚の本質改善とは
O脚は歪みの連鎖から起きているため、膝の捻れがなくなっても丸くなった背骨、傾いた骨盤がそのままだとまたすぐ元に戻ります。
橋本様がはじめてお越しになった時、骨盤が後ろに倒れて、背骨のS字カーブがなくなっていました。そのため全身のバランス考慮したをトータル的な調整が必要になります。
現在は骨盤がニュートラル・ポジションにもどり、背骨のS字カーブも復活しました。
背骨のポジションが整うと自律神経の働きが安定するのでカラダを休める、活動するといったオンとオフのスイッチ切り替えがスムーズになります。
新陳代謝も高まるので
橋本さまから「最近、カラダが疲れにくくなってきて調子がいいんです!」と笑顔でご報告をいただきました。
歩きかたも変わり
つま先、膝の向きも正面を向くようになりました
最後に、
「O脚治しにきて腰痛が良くなるとはおもいませんでした!転勤先でも教えてもらった運動続けます!」
って言ってもらえたのが嬉しかったです。
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