「下腹だけが凹まない」のはなぜ?腹筋よりも効果的な、股関節の「詰まり」を解消する医学的ダイエット
「先生、体重は落ちたのに『下腹』だけが出たままなんです。それに夕方になると足がパンパンにむくんで…腹筋をしても全然効果がなくて困っています。」
「その下腹、実は脂肪ではないかもしれません。『股関節』が硬いために、内臓が雪崩れ落ちて、下半身の排水溝が詰まっている状態です。これらは腹筋運動では治りません。必要なのは『股関節の解放』です。」
こんにちは、仙台市青葉区にあるもちづき整骨院、院長の望月です。
「上半身は痩せているのに、下腹だけ出ている」
「夕方になるとブーツのファスナーが上がらない」
多くの女性を悩ませるこの現象、実は「股関節のロック」が引き起こしていることをご存知でしょうか?
股関節は、単に足を動かす関節ではありません。
「内臓の受け皿」であり、全身の「血液・リンパの巨大なターミナル」でもあります。
本日は、食事制限をしても凹まないお腹と、しつこいむくみの真犯人である「股関節の詰まり」について、解剖学的な視点から解説します。
CONTENTS
- 【原因①】腸腰筋が縮むと、内臓が前に「雪崩れ落ちる」
- 【原因②】股関節は「下半身の排水溝」。詰まると代謝停止
- 【解決策】腹筋は逆効果?「股関節」を緩めてペタンコお腹へ
- 「偽物の脂肪」を捨てて、本来のスタイルへ
1. 【原因①】腸腰筋が縮むと、内臓が前に「雪崩れ落ちる」
デスクワークで長時間座っていると、股関節の奥にある「腸腰筋(ちょうようきん)」という筋肉が縮こまって固まります。
この筋肉が固まると、立ち上がった時に骨盤を強力に前へ引っ張り、過度な「反り腰」を作り出します。
骨盤は本来、内臓を支える「器」の役割をしています。
しかし、反り腰で器が前に傾くと、中に入っている胃や腸が重力に従って前へ雪崩れ落ちてしまいます。
これが「ぽっこりお腹」の正体です。
つまり、中身は「脂肪」ではなく「位置がズレた内臓」なのです。
どれだけ腹筋運動をしても凹まないのは、そもそもの骨格(器の角度)が治っていないからです。
2. 【原因②】股関節は「下半身の排水溝」。詰まると代謝停止
さらに、股関節の硬さは、下半身太りの元凶である「むくみ」に直結します。
股関節の前側(コマネチライン)には、「鼠径(そけい)リンパ節」や「大腿静脈」という、下半身の水分を心臓に戻すための重要な通り道があります。
MEDICAL FACT
あなたの股関節は
「ホース」を踏んでいる状態
座りっぱなしで股関節が折れ曲がると、
血管やリンパ管が物理的に圧迫されます。
これでは、老廃物が流れず、下半身に溜まる一方です。
「排水溝」が詰まった状態では、いくら半身浴をしても、マッサージをしても、水は流れません。
溜まった水分は体を冷やし、冷えた脂肪は固まって「セルライト」へと変化します。
この悪循環を断ち切るには、股関節の圧迫を取り除き、蛇口を開放するしかないのです。
3. 【解決策】腹筋は逆効果?「股関節」を緩めてペタンコお腹へ
ぽっこりお腹を凹ませようとして、一生懸命「腹筋運動」をしていませんか?
実はそれ、股関節の前側をさらに縮こまらせる動きになるため、かえって逆効果になる場合があるのです。
もちづき整骨院の「骨格ダイエット」では、縮こまった股関節を「伸ばす(伸展させる)」ことに重点を置きます。
STEP 1:腸腰筋(ちょうようきん)のリリース
手では触れない深層筋肉を、専門的な手技で緩めます。骨盤の過度な前傾が治り、内臓が「ストン」と本来の位置(骨盤の中)に収まります。これだけで、下腹のラインが見違えるほどスッキリします。
STEP 2:鼠径部(そけいぶ)の解放
詰まっていた「下半身の排水溝」を開放します。施術直後から、足がポカポカと温まり、溜まっていた余分な水分が尿として排出され始めます。「帰りの靴がぶかぶかになった」と驚かれる方が多いのはこのためです。
「体重は減ったのに、体型が変わらない」
それは、骨格が邪魔をして、あなたの本来のボディラインを隠してしまっているからです。
骨盤と股関節を整えれば、内臓は上がり、むくみは流れます。
運動や食事制限を頑張る前に、まずは体の「詰まり」を取り除きませんか?
MOCHIZUKI SEIKOTSUIN
その下腹は、脂肪ではありません。
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