「3日便秘は当たり前!」頑固な便秘と、ず〜っと続いている慢性腰痛の意外な関係
「先生、便秘薬を飲まないと出ないんです。そのせいか下腹もポッコリ出たままで、最近は左の腰まで痛くなってきて…これって関係ありますか?」
「大いに関係があります。実は、便が溜まる『S状結腸』は、左の腰骨のすぐ裏側にあるのです。便秘で腸が膨張すると、腰を内側から圧迫し続けます。まずは骨盤を整えて、腸の位置を戻すことから始めましょう。」
こんにちは、仙台市青葉区にあるもちづき整骨院、院長の望月です。
「痩せたいけど、便秘が治らない」
「腰痛持ちで、お腹も張っている」
もしあなたがこの2つに当てはまるなら、食事制限や腹筋運動をする前に、解決すべき根本原因があります。
それは「下がってしまった腸」です。
便秘は単にお腹が苦しいだけでなく、解剖学的にも腰痛の引き金となり、さらには脳の機能を低下させて「太りやすい食欲」を作り出します。
本日は、薬に頼らずに「排泄できる体(=痩せる体)」を取り戻すための、医学的アプローチについて解説します。
CONTENTS
- 【解剖学】なぜ「便秘の人」は「左の腰」が痛くなるのか?
- 【脳科学】腸が汚れると「食欲」が暴走する理由
- 【解決策】骨盤で腸を持ち上げる。「もちづき式」腸活整体
- 薬を手放し、くびれを取り戻すために
1. 【解剖学】なぜ「便秘の人」は「左の腰」が痛くなるのか?
便秘と腰痛は無関係だと思われがちですが、解剖図を見ればその関係は一目瞭然です。
便が最後に溜まる場所である「S状結腸(えすじょうけっちょう)」は、骨盤の左側、ちょうど左腰の裏側に位置しています。
便秘でこのS状結腸に便が溜まり、ガスでパンパンに膨張するとどうなるか?
腸が風船のように膨らみ、内側から「腰骨(腸骨)」や「股関節の神経」を物理的に圧迫し続けるのです。
「マッサージに行っても腰の痛みが取れない」という方は、筋肉ではなく、この「内臓からの圧迫」が原因であるケースが非常に多いのです。
2. 【脳科学】腸が汚れると「食欲」が暴走する理由
さらに恐ろしいのが、便秘が「太る脳」を作ってしまうことです。
ここには「脳腸相関(のうちょうそうかん)」というメカニズムが関係しています。
MECHANISM
幸せホルモンの90%は
「腸」で作られている
腸が汚れていると、満腹感を感じさせる
「セロトニン」が分泌されません。
結果、脳がストレスを感じて過食に走ります。
「甘いものがやめられない」「イライラして食べてしまう」
これはあなたの意志が弱いからではありません。
便秘によって腸内環境が悪化し、脳が「栄養失調(セロトニン不足)」のパニックを起こしている状態なのです。
便を出して腸をきれいにすることは、カロリーを減らすこと以上に、この「暴走する食欲」を鎮めるために不可欠なのです。
3. 【解決策】骨盤で腸を持ち上げる。「もちづき式」腸活整体
では、どうすれば便秘は解消するのか?
食物繊維やヨーグルトを摂るのも良いですが、そもそも「腸の形」が潰れていたら、便は通りません。
猫背や反り腰で骨盤が歪んでいると、内臓全体が下がり(内臓下垂)、腸が押しつぶされて動きが止まってしまいます。
当院の施術では、骨盤を正しい位置に調整し、下がった内臓を物理的に「引き上げ」ます。
STEP 1:骨盤底筋(こつばんていきん)の活性化
内臓を下から支える「骨盤底筋」に刺激を入れ、腸が正しい位置に収まる「器」を作り直します。
STEP 2:肋骨(ろっこつ)の解放
縮こまった肋骨を開くことで、お腹の中にスペースが生まれ、腸が活発に動き出します。
施術中に「お腹がグルグル鳴り出した」と驚かれる方が大勢いらっしゃいます。
腸が動き出せば、腰への圧迫がなくなり、痛みは消えます。
セロトニンが出て、自然と食欲も落ち着きます。
そして何より、下腹のポッコリが解消され、ウエストのくびれが戻ってきます。
「たかが便秘」と放置せず、体の構造から見直してみませんか?
薬に頼らない生活を、私がサポートします。
MOCHIZUKI SEIKOTSUIN
頑固な便秘と腰痛、同時に解決します。
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もちづき整骨院
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